火災報知機の改修・設置
鶴間防災システムは、東京・神奈川エリアを中心に、自社一貫対応による消防設備点検・工事を承っています。こちらでは、火災報知機をはじめとする各種警報設備の工事についてご案内します。
警報設備工事のタイミング
建物で火災が発生してしまった際、警報設備を含む消防設備が正常に動作する状態にしておくことは、管理者の義務であると同時に建物を出入りする人の命を守るために必要不可欠な事項です。いざというときに、これらが作動しなければ設置している意味がありませんので、以下のようなケースの場合は早めの改修・リニューアルをおすすめします。
警報設備の改修のタイミング |
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点検により消防設備に不具合や故障などが見つかった場合 |
間仕切り壁などの設置により、設備の追加設置の必要が出た場合 |
消防法改正や建物の増築などにより、自動火災報知機を取り付ける必要が出た場合 |
消防法改正により、設置済みの消防設備が、型式失効になった場合 |
所轄の消防署から改修の勧告があった場合 |
対応設備
警報設備は、感知器、中継器、受信機、地区音響装置、表示灯の5つの装置から構成されます。「感知器」は熱や炎、煙をいち早く感知する装置。また、「発信機」「地区音響装置」「表示灯」をひとつに収容した箱を「総合盤」と言い、人々に火災を周知する役割を持っています。そして「火災受信機」は、火災の発生とその箇所を管理者に知らせ、総合盤を鳴動させる役割があり、これらのどれかが欠けても適切に建物利用者へ火災を知らせることができません。
火災は、いつどこで発生するか分かりませんので、古くなった設備は一刻も早く改修する必要があります。当社では、以下の警報設備の改修を承っています。
自動火災報知設備 | ガス漏れ火災警報設備 |
漏電火災報知器 | 消防機関へ通報する火災報知設備 |
非常警報器具及び非常警報設備 | 火災通報装置 |
建物にはオフィスビルやマンションのようなものから、映画館や劇場、工場など用途によって様々な形状や構造があるため、それぞれに合わせ確実に炎や煙を感知できるよう「感知器」を設置し、警報設備を構築していきます。
警報設備施工事例
当社が携わった警報設備施工事例をご紹介します。
所在地 | 東京都町田市内 |
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用途 | 特定用途複合 16項(イ)特定1階段対象
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構造 | 耐火 |
規模 | 地上4階、地下0階 |
面積 | 床面積107.32m² 延べ床面積462.53m² |
施工工期 | 4日間 |
使用機器 |
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施工費 | 800,000円(材料費+工事費+消費税込) |
- 警報設備改修の必要性
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警報設備は、火災が起きたときに初めて作動するものであり、動かないのが通常の状態です。そのため、もし不具合が起きていたとしても、それを判別するのは困難です。警報設備は人の命を守る要になりうる設備ですので、いざというときに、確実に作動するよう、定期的な点検と改修は必要不可欠なのです。